当漁業用海岸局は、漁業無線を通じて、出漁漁船の人命財貨の保全を図るための気象、航行安全情報並びに能率的な漁労による漁獲向上に繋がるように、水温、漁況情報等を無線連絡しております。
また、災害発生時の遭難通信、緊急通信そして非常通信の手段として、さらに沖合での集団操業や船舶操業等の場合、海岸局を含めてきわめて有効な通信手段であり、特にも3.11東日本大震災時においてライフラインが寸断された中で、その有効性が実証されました。
今後においても、地震、津波等災害の懸念もあることから、引き続き大船渡市や海上保安部、非常無線通信協議会の防災訓練にも積極的に参画して、災害発生時に即応できるよう努めて参ります。
また「無線従事者養成講習会」を引き続き開催いたします。

大船渡漁業用海岸局（漁業用無線通信）